PLAY CITY!DAYS最終講。“いつものまち”と自分のこれからを考える(DAY3開催レポート)


 

\こんにちは!運営事務局のTen-Labです!/

 

 “いつものまち”鹿児島市の魅力に触れ続けたPLAY CITYDAYSの4ヶ月間。最終講となるDAY3を1222()に県民交流センターにて開催しました。

 

思い起こせば始まりは8月末のDAY0…

「鹿児島市を好きな130人が集まって、まちを楽しみながら魅力を発掘・発信していこう!」という意図ではじまったPLAY CITYDAYS

 

初対面同士でグループを作って動画を制作したり、17のチームに分かれて実際にまちを舞台にした企画を動かしてみたり、参加メンバーそれぞれが4ヶ月間でたくさんの小さなチャレンジを積み重ねてきました。

 

最終講DAY3では、活動を通して新しく見つけた鹿児島市の魅力や自分自身の気づき、まちと自分との関わり方など、4ヶ月間の振り返りをじっくり行う時間を過ごしました。

 

参加メンバー一人一人の“まちおもい”が掛け合わさる大切な場となったDAY3。

当日の様子をご紹介します。

 

 

4ヶ月間の振り返りと目標設定

 

13時に始まったDAY3!

内容の濃い4ヶ月間を共に過ごしたPLAY CITYDAYSメンバーが会場に集まりました。

 

DAY3は、これまで行ってきた数々の小さな一歩・チャレンジを一つ一つ振り返り、次へとつなげるための場。

 

●グループ内でインタビュー形式での個人振り返り

DAY2で結成した17のチームで話すチーム振り返り

●個人・チームそれぞれの振り返りを通して、これからの自分とまちとの関わり方を考える目標設定

 

上記3つの時間を通して、参加メンバー同士が対話しながら4ヶ月間の出来事や気づきを共有しました。

 

 

インタビューで振り返るPLAY CITY!な4ヶ月間

 

最初に行ったのは近くの人と3〜4人グループを組んでの個人振り返りタイム。

 

1.    PLAY CITYDAYSの4ヶ月間であなたが挑戦したことは何ですか?

2.    PLAY CITYDAYSの4ヶ月間で大変だったことは何ですか?

3.    新しく好きになった鹿児島市の魅力は何ですか?

4.    PLAY CITYDAYSの4ヶ月間で印象深かったことは何ですか?

 

上記4つの質問が書かれたワークシートがそれぞれに配られ、グループ内の一人がインタビュワー役、別の一人が書記役となって、それぞれの4ヶ月間の振り返りを対話しながら行う時間を過ごしました。

 

一人で黙々と振り返る時間も良いですが、第3者からの質問に答える形式で振り返ってみると、自分でも思ってもいなかった気づきや想いに出会うもの。

 

ほんの一部ですが、参加メンバー皆さんの振り返り内容を抜粋してご紹介します。

 

 

【1、   PLAY CITYDAYSの4ヶ月間であなたが挑戦したことは何ですか?】

l   人見知りな性格だけど、いろんな人とコミュニケーションをとったら、ふれあいが楽しくなってきた。

l   WEB関連に苦手意識があったが、動画作成に挑戦してみたら意外と手軽にできた!

l   自分が本当にやりたい!と思ったことをアピールしたら、仲間ができて実現できたこと。

l   自分より年上/年下の人と関わることが挑戦だった。結果、自分の殻を破れた!

l   年上の大人たちに混じって企画に参加したこと。人の輪が広がるのが嬉しかった。

l   チーム内で自分が担える役割を考え行動すること。

l   はじめてブログを作って、自分が行ったお店を紹介してみた!

l   天文館でのイベント実施!ハードルはたくさんあったけど、知らなかったことをたくさん経験できた。

 

 

【2、PLAY CITYDAYSの4ヶ月間で大変だったことは何ですか?】

l   大変さよりも楽しさが大きかった!

l   みんなが忙しくミーティングの日程調整が大変だったが、オンラインやオープンオフィスを活用して解決できた。

l   マップ作りの時に、どんな情報が必要なのかユーザー目線で考えること。

l   チームのリーダーとして、メンバーのモチベーション維持などいろんな工夫をした。

l   企画を進める途中で追い込まれる場面もあったが、チームメンバーそれぞれができることを結集して乗り越えられた。

l   “やりたい”という気持ちだけではできないこともあると知った。周りとの協力で企画を実現することができた。

l   どうしたら地元の人たちを企画に巻き込んで行けるだろうか?たくさん考えた。

 

 

【3、新しく好きになった鹿児島市の魅力は何ですか?】

l   鹿児島市の楽しみ方を知った。まだまだ知らない魅力がたくさんあった!

l   他チームの取り組みから知った鹿児島市の側面がたくさんあった。

l   鹿児島を盛り上げようと熱い想いで活動している人がこんなにたくさんいること!!

l   鹿児島ユナイテッドFC!!今までよく知らなかったけど、今回を通して好きになった!

l   お金という指標ではなく想いの強さで繋がる人のコミュニティ

l   行きたい場所・会いたい人が増えた!

l   これまでの自分の行動範囲外での遊べる場所や楽しみ方をたくさん知れた。

l   自宅から40分で行ける谷山の魅力を知った!

l   他チームが作った天文館の路地裏マップを見て、私も実際に行ってみたらすごく面白かった!

 

 

【4、PLAY CITYDAYSの4ヶ月間で印象深かったことは何ですか?】

l   人。ここ数年で一番面白い人たちに出会えた場だった!

l   チーム同士のコラボが生まれていること

l   各企画の今後の発展が気になる!!

l   動画作成を通じて、見ているだけだった桜島を「体感」でしたこと!

l   良い意味で変な大人にたくさん出会えて、進路の見方が変わった。

l   無理なく楽しみながら、日常から一歩踏み出せたこと。

l   「みんな鹿児島のことが好きなんだなぁ」と感じた。

l   いろんなバックグラウンドを持っている人と交流できたこと!

l   高校生も参加していたことに驚いた。

l   思い切って興味あるチームに入ったら、自分の殻を破ることができた!!

 

 

まちを舞台に踏み出した17の小さな一歩。各チームからの振り返り共有タイム

 

個人振り返りのあとは、最後2ヶ月間を共に過ごした17のチームに分かれてチーム振り返りを行いました。

 

【各チームからの声】

l   動けば仲間が増えることを実感した。

l   もし将来県外に出ることがあっても、また鹿児島に戻ってきたいと思えた。

l   知らなかった鹿児島市の魅力を発見でき、さらに好きになった。

l   企画の開催準備の途中で折れそうになったが、周りの協力や応援の声に支えられた。

l   実際に体験してみないとわからないことがたくさんあった。

l   まちの方々と話し合いを重ね、一緒に企画を作り上げることができた。

l   最初は人が集まるか不安だったが、やってみたらたくさんの人が企画を面白がってくれた!

l   チーム同士がコラボしていく様子が興味深かった。

l   WEB上だけでの情報発信ではなく、今後は紙媒体にも挑戦してみたい。

l   企画を通して普段は行かない路地やお店を見つけることができた。

l   日常から一歩出て行動することへのハードルが下がった。

l   なんとなく思っていた鹿児島の魅力を言語化・視覚化することができた!

l   鹿児島のことをインスタで投稿してみたら、海外からも反応があって手応えを感じた!

l   地道な準備もチームのみんなでやると楽しかった。

 

 

17のチームから共有された、たくさんの気づき。

内容の一つ一つが、実際に一歩を踏み出したからこそ得ることができたものばかり…

 

本当は全てをこのレポートでご紹介したいのですが、とても長くなってしまうため、各チームで共通点が多かったものや特に共感を集めていたものを抜粋して上記に掲載させていただきました。

 

 

実は!あのスペシャルなゲストが再登場!!

 

なんと!DAYでゲストとしてお越しいただいた木藤亮太さんが、この日も宮崎県日南市の油津商店街から駆けつけてくださいました!!

 

会場に到着されたのはチーム振り返りの途中。

PLAY CITYDAYSのうちわを片手に元気にご登場いただいた木藤さんに、会場からは再開を歓迎する拍手が!

 

木藤さんには、各チームから全体へ発表された振り返り内容へのフィードバックコメントをいただき、さらにPLAY CITYDAYS全体への総評もいただきました。

 

 

修了証書の授与、そしてこれからの目標設定タイム

 

今回はPLAY  CITYDAYS最終講ということで、本事業の主催である鹿児島市広報戦略室より参加メンバー一人一人へ修了証書の授与が行われました。

 

そして最後は、個人・チーム2つの振り返り内容を踏まえての目標設定タイム。

“これからの自分とまちとの関わり方”を考え、紙に書いて共有する時間を過ごしました。

 

それぞれの内容から感じたことは、今回のPLAY CITYDAYS4ヶ月間で小さな一歩を踏み出したことが、確実にメンバー一人一人の自信につながっているということ。

そして、動画制作や企画を通して知らなかった鹿児島市の魅力に気づいたことで、まちを好きな気持ちがさらに大きくなったことでした。

 

きっとこれからも、今回をきっかけに鹿児島市を楽しむ小さな一歩が巻き起こっていくことでしょう。

 

その熱量がだんだんと周りに伝播して、まちを想う人たちが鹿児島に増えていったら、きっともっと楽しい未来が待っているんだろう…そう思うと今からワクワクが止まりません!

 

「まちを想い、楽しむ。」

シンプルだけど奥深い、まちづくりの第一歩。

 

このまちで過ごす多くの人たちが、それぞれの小さな一歩を積み重ねながら、鹿児島のまちを楽しみ尽くす未来を願って。

 

PLAY CITY DAYS!!!

 

(Ten-Lab PLAY CITY! DAYS事務局)

いつものまちを思いっきり楽しんだら、何が見えた? 踏みだした小さな一歩がつなぐ“まちとの絆”(PLAY CITY! FES開催レポート)


 

 

\こんにちは!運営事務局のTen-Labです!/

 

128()、鹿児島大学学習交流プラザにて、PLAY CITY! DAYS4ヶ月間の集大成とも言える報告会PLAY CITY! FESを開催しました!

 

9月末に結成された17の企画チーム。

それぞれがどんな一歩を踏みだして、なにを思ったのか?

 

PLAY CITY! FES』当日の様子をお伝えします。

 

(前回DAY2の様子はこちら

 

 

スペシャルムービーとSKA BAND☆                            PLAY CITY! FESついに幕あけ!

 

今日はついに、2ヶ月間動いてきたチーム活動の報告会。13時、会場に17のチームが集まりました。

 

「3、、、2、、、1、、!」

カウントダウンとともにスクリーンに映し出されたのは、8月のDAY0から今日まで、4ヶ月間をギュッと濃縮したオープニングムービー。

 

DAY1で動画制作をレクチャーしていただいたクリエイティブディレクター山下彰太さんの力作です。

 

今や懐かしい初期チームの動画作品から、17の企画が生まれてチームを再編成したDAY2の様子、そして約2ヶ月間、各チームが鹿児島のまちで歩んだ軌跡…

 

会場全体がグッと引き込まれ、ついにPLAY CITY! FESの幕が上がりました。

 

 

続いて登場したのは鹿児島で活躍する社会人音楽バンドTABASKA(タバスカ)さんによるオープニングアクト

 

 

報告会のオープニングでまさかライブが始まるとは…

なるほど、だからFESなのか?!

 

 

スカ風にアレンジしたサザエさんの曲で準備運動がてら踊り、最後は超カッコいいルパン三世のテーマでさらに踊る。

 

この意外すぎる展開を素直に楽しんじゃう会場全体に、PLAY CITY!魂”をいきなり感じた幕開けでした。

 

 

今回のSPECIAL GUESTはこのお二人!

 

4ヶ月間におよぶPLAY CITY ! DAYSの主催である鹿児島市広報戦略室から高橋室長

そしてテレビ・ラジオでおなじみのタレント 柴さとみさんのお二人が今回のゲスト。

 

鹿児島市のことを隅々まで知り尽くしているお二人。これから始まる17チームの活動報告プレゼンへのコメンテーターと審査員を務めていただきました。

 

 

本気でまちを楽しみつくした17チーム。個性豊かで自由なプレゼンタイム!

 

9月末のチーム結成からこれまで、約2ヶ月間で進めた企画の内容や気づきについて各チームからのプレゼンタイム。

 

17チームそれぞれのプレゼン内容がとにかく濃ゆい!!(かごんま弁で「濃い」の意味)

そして驚いたのはその自由さと、メンバー一人一人が本気で楽しんでいる様子

 

ローカルなB級感満載の動画で会場に笑いの渦を巻き起こすチーム、プレゼンなのにいきなりフラッシュモブ始めちゃうチーム、アイドルファン風に天文館うちわ作ってきちゃうチーム…

 

本気で楽しんでなかったら、こんなに自由な発想は出てきませんよね。

とても小さな一歩だけど、それがまちへの愛情・想いにつながり、一人一人の日常が少しずつ変わっていく…

 

 なによりも、参加しているメンバーそれぞれが自分なりの一歩を踏み出していることが純粋にすごいと思いました。

そして、全く知らない人たち同士が協力しあって、この短期間で実際にまちに関わる企画が動いているということも…

 

 

17のチームが実践した企画は本当にいろいろ。

一つ一つが鹿児島への想いに溢れていて、規模や内容に違いはあれども、全てが個性的でストーリーがありました。

 

スタッフとして会場で皆さんのプレゼンを聞きながら、

「あー、全部の企画に関わりたかったなぁ…」

と何度思ったことか…

 

参加者の方々も同じように感じていたようで、「イベント第2弾やります!」「メンバーに入りませんか??」などなど、事務局側からは「今後も続けてください」なんて一言も言っていないのに、当然のように今後の話がたくさんのチームから上がっていました。

 

鹿児島市の魅力を知った一人一人が、踏み出した小さな一歩を楽しく続けていこうとしている様子に、とても希望を感じました。

 

 

休憩時間も楽しみが盛りだくさん。四重奏の生演奏に枕崎から茶節の振る舞いも。

 

休憩時間も気を抜けないのが今回のFES

 

会場後方にはSATSUMA茶節STANDさんによる郷土料理“茶節”の振る舞いテーブルが登場!

(※茶節:南薩を中心に親しまれる鹿児島の郷土料理。緑茶・麦味噌・鰹節を湯飲みに入れ、溶かして飲む。飲み物のような、食べ物のような…手軽で不思議な料理。)

 

美味しい鹿児島の食にほっこりしていると…今度はハロー歯重奏団さんによる弦楽器の生演奏が!

美しい四重奏を聴きながら茶節で一息…なんと贅沢な時間でしょう…

 

ちなみにハロー歯重奏団さんの表記は、“四重奏”ではなく“歯重奏”。メンバーのお一人が歯医者さんなことから名付けられたそうです。

 

 

最も“PLAY CITY!魂”を感じたチームとは…会場投票と審査でグランプリが決まる!

 

会場全員の投票と3名の審査員による審査のあと、最も“PLAY CITY!魂”を感じたチームに送られるグランプリが発表されました。

 

グランプリに輝いたのは、名山町の魅力を伝えるまち歩きマップを作成した『名山まちあるき隊』チーム!!

 

名山町への想いと活動の中でまちを楽しむ様子。そして地元の方々との対話や取材交渉などを重ねながら、まちの皆さんとメンバーとが一丸となってマップを作成した点が多くの共感と希望を集めました。

 

 

また個人賞では事前アンケートを元に、最も今回の4ヶ月間を楽しんだとして古川さん、最もメンバーからの「ありがとう」を集めたとして坂西さん・瀬戸口さんが受賞されました!

 

 

PLAY CITY!FES最後を飾る特別な曲

 

鹿児島で活躍する食いしん坊デュオはとむすび さんによるクロージングライブ。

でも、ただのライブではありません…

 

実ははとむすびのお二人、この日のために約1ヶ月間かけてPLAY CITYDAYSのオリジナルソングを製作!!!

 

そしてこのクロージングライブが初お披露目の場。そんなサプライズに会場のテンションも最高潮!

 

こうして、まちを想う最高のお祭りPLAY CITYFESは幕を降ろしました。

 

 

これからも続くみんなの一歩

 

PLAY CITYDAYSでそれぞれが踏み出した一歩は、まだまだ終わりません。

 

最後に、各チームの今後の動きをご紹介します!

 

1222()18時〜20

   天文館ぴらもーるにてキラキラ天文館チームによるTENMONKAN DISCO開催!1755分から何かが起こるかも?!早めにぴらもーるへ集合だ!

   https://www.facebook.com/events/2369888006473042/

   ※前日21()13時からはミラーボールを手作りするワークショップも開催します!

 

117()26()

   SUNNY DAYS COFFEE(鹿児島市新屋敷町4−22)にて鹿児島24時チームによる写真展を開催!鹿児島市内の24時間の魅力を写真に収めました。

 

22324日(日祝)

   キャンプ×喜入チームによる市内キャンプ第2弾!喜入でキャンプ!参加者募集中!グリーンファームのバンガローも活用したい!

 

●名山町まちあるきマップ続編つくります!取材ライター募集中!

 

 

また、今回のFESの様子がMBCラジオ・テレビで放送されます。

 

126()19時〜 MBCラジオ

129()2505〜 MBCテレビ

 

ぜひご覧くださいね!

 

 

上記以外にも、ブログ・SNSでの情報発信やイベント開催など、それぞれのチームで企画を続けていく様子。

鹿児島で面白い動きがどんどん増えていきそうですね!

 

(Ten-Lab PLAY CITY! DAYS事務局)

 


17の企画が始動!さあ、まちを楽しもう! (PLAY CITY! DAYS〜DAY2〜開催レポート)


 

 

\こんにちは!運営事務局のTen-Labです!/

 

928()MBCメディアホールにてPLAY CITYDAYS  Day2を開催しました!

スペシャルゲストに(株)油津応援団の木藤亮太さんをお迎えし、これまでを上回るアツい展開が繰り広げられた今回。

このレポートではDAY2当日の様子をお伝えします!    

PLAY CITY! DAYS これまでのおさらい

 

鹿児島市を愛する130人が集まり、「見つめる」「編集する」「発信する」ことを通して、

まちとつながっていくプロジェクト、それがPLAY CITYDAYS

 

82526日に開催したDAY0では、参加者それぞれがお気に入りの鹿児島市内スポットを写真で

共有したり、語り合う時間を過ごしました。

 

98日開催のDAY1では、チームをつくって交流を深め、『鹿児島市の魅力を伝える』ミッションに挑戦!

22のチームそれぞれが鹿児島市の魅力を発信するべく、動画製作に乗り出しました。

 

DAY2までの2週間、鹿児島市内各所で撮影された数々の動画たち…

どんな作品ができあがるのでしょうか??

DAY2 はじまりのプログラム〜22の動画作品鑑賞会〜

 

928()14時、会場に参加者のみなさんが集まりました。

 

「動画づくりどうだった?」

 

そんな会話が弾む中、DAY2のオリエンテーションが始まりました。

 

「みなさん、動画製作お疲れさまでした!!」

 

進行のTen-Lab永山の声かけとともに、それぞれのチームが製作した動画作品の鑑賞会がスタート。

 

照明を全て落とした会場で、巨大スクリーンに動画が投影されます。

一つ一つは30秒〜2分弱。

でも、その背景には何時間もの打ち合わせ、丸一日かけた撮影、迷いながら進めた編集作業…

 

動画の奥に見える、チームで力を合わせた軌跡を感じながら、笑ったり、ジーンとしたり、

時には驚いたりする心地よい時間を共有しました。

SPECIAL GUEST!油津商店街再生の立役者 木藤さんのお話


 

かつては宮崎県の南側最大の市街地だった日南市の油津商店街。

大手量販店の台頭や人口減少などに従って空き店舗が目立つようになり、「猫さえ歩かない」と

言われるほどのシャッター街となってしまったこの街。

 

日南市は6年前、油津商店街の再生を託す人材“テナントミックスサポートマネージャー”を全国から

公募しました。

そこで選ばれ、4年をかけて油津商店街を再生した中心人物が今回のゲスト 木藤亮太さんです。

 

講演では、全国から注目される油津商店街再生のストーリーと、そこからの気づきをテーマにお話

いただきました。

 

 

<講演内容より抜粋>

 

●商店街のために自分にできることは何か…まずは自分が商店街にお店を出そう!

→(株)油津応援団を設立。むかし人気だった喫茶店の空き店舗を利用し「ABURATSU COFFEE」を開業!

 

ABURATSU COFFEE」をきっかけに商店街に人が訪れ、出店者が出始めた。

 

●油津は広島カープのキャンプ地。駅や商店街を巻き込み、シーズン中は街全体をカープ一色にするおもてなし企画を実施。

 

●空きビルをリノベーションし、東京のIT企業を誘致。おしゃれで快適なオフィス、一歩外に出れば油津のまち。

 

●企業誘致によって地元の雇用が生まれ、周辺には飲食店が数多く開店。保育園もできた。

 

●地域の公民館的役割を果たすコミュニティスペース「yotten」。シェアスペースと小規模飲食店ブースが隣り合わせにあることで人々の交流が生まれる場所に。

 

●任期の4年間で25を超える新規出店・企業誘致を実現。木藤さんが油津を去って2年経つ今も油津商店街は動き続けている。

 

●地域にいる一人一人が課題意識を持って動くことが大切。あなたの街にチャレンジしやすい状況はあるか?それを後押ししてくれる仲間はいるか?一人が動けば、状況は変わっていく。とにかく動こう!

さあ、まちを楽しもう!17の小さな一歩が動き出す!

 

「これから始まる未来に向けて、自分たちは鹿児島市というまちで、どんな一歩を踏み出せるだろうか?」

 

木藤さんのお話を受けて、改めて鹿児島のまちを振り返る時間をとりました。

そこから生まれたのは17の小さな挑戦たち。

 

DAY1で結成した動画製作のチームはいったん解散。17の新たなチームが編成されました!

これから2ヶ月間、鹿児島市内で小さな一歩を踏み出します。

 

さあ、まちを楽しもう!!

 

 (Ten-Lab PLAY CITY! DAYS事務局)