170人会議終了後に行われた「170人会議の中の人」の振り返り内容を、対談形式で全4回お届けします。
2回目は、170名の参加者にとってどんな価値があったかについて。
前回に引き続き、総合責任者であるながやんと、第4回170人会議 総合プロデューサーのあすみんが登場します。
ながやん:
170人会議の振り返り!2回目!
あすみんよろしくね。
あすみん:
はーい!よろしくお願いします。
ながやん:
今回は「170名の参加者にとってどんな価値があったか」でよい?
あすみん:
よいです!
ながやん:
あすみんとしては、どう感じる?
あすみん:
わかりやすい価値としては、こんな感じかと。
・「鹿児島のプレーヤー(プレゼンターの方々)」を知ること
・そこに集う人たちと「対話の場」を通して出会うこと
・170人会議が終わった後も、何かしら関われるような「繋がりの機会」であること
ながやん:
そだねー。
今回はより参加者同士も繋がってもらうために、名前や連絡先を記入する"よろしくカード"を準備してみたけど…あまり機能させられず…悲しかった...。
あすみん:
たしかに…。
それらを活用する自由な時間とカード活用に関する丁寧な説明・フォローがなかったことも、要因かなあと。
ながやん:
プレゼンターとの接点は明確にできたと思うけど、"参加者同士がフラットに繋がる"には時間が足りないね。
あすみん:
そう、時間が足りないんですよね。
ながやん:
プレゼンターは軸だから繋がりやすいけど参加者となると、ねえ。
1, 参加者が主催者・講師と繋がる
(あすみんと参加者/基調講演の講師陣と参加者)
2, 参加者がプレゼンターと繋がる
(プレゼン聴く+午後のワークショップに参加)
その次が参加者同士の繋がりなんだろうけど、そうなるとまったく仕立てのちがう接点がいるよね。
あすみん:
参加者同士が繋がる機会でいうと、午前中に座ったテーブルのメンバー5~6名。
午後のワークショップの時間が1テーブル6〜7名、の3回転。
ながやん:
あー、たしかに。
午前中の「学ぶ(基調講演)」の時間は大きいね。
あとはワークショップ終了後、170人会議の最後に「自分自身の問題意識を言葉にする」みたいなワークがあるとよいかもねえ。
そこで、参加者同士が繋がる感じ。
あすみん:
ざっくりいうと20~30名の参加者と触れあう(顔をあわせる)機会は、170人会議のプログラムの中にベースとしてあるんですよね。
最後にペアになって、170人会議を振り返る、というのは毎回やってますよね。
それでいうと、ただ振り返るというよりは「自分自身の問題意識」というものにまで、当日の時間の中で踏み込むか…というところでしょうか。
ながやん:
そうだねえ。
もしかしたら170人会議で設計できるのは、プレゼンターを軸とした繋がりまでであって、参加者同士の繋がりは偶発的な接点に期待するしかない気もするなあ。
ただ、その偶発性をどうデザインするのか…。
ランチタイムとかはもっとうまく使えるかもねえ。
あすみん:
第4回の反省点として、現在のプログラムだけでもタイムスケジュール的にパツパツだったということ。
もう少し内容量?への配慮があったほうがいいと思うと、私たちが170人会議ででできることは、そこまでなのかもしれないですよね。
ながやん:
たしかにねえ。パツパツ感。
これを合宿スタイルに拡大するか、むしろ規模は今まで通りにして、研ぎ澄ませていくか。
どちらに振っていくかは、振り返りを終えてから関係者で語ろうかなあ。
あすみん:
・より多くの方に参加してもらうこと
・プレゼンターの活動を知ってもらうことを優先したいと思うと、合宿スタイルは170人会議ではない気がしています。
とはいえ盛りだくさんになっちゃうのが、170人会議な気もするので…。
またランチタイムを活用するとなると、1日を通して参加者のエネルギー(集中力)が続くかどうかの心配もあり、個人的には「休息はちゃんととってほしいなあ」と思います。
ながやん:
休息大事!
あとは午前中に参加できなかった人が、場の流れに入り込めてない感が大きいね。
場の価値を高めるためにも「スタートから参加!」は必須だね。
午前の時間を共有することで、参加するみんなの熱も高まるだろうし。
午前の学びで得たエネルギーを、午後のワークにも生かしてほしい。
あすみん:
ですね。
参加者の皆さんには極力、最初から最後まで参加してもらいたいです。
1人ひとりにとって、安心安全な場をつくるためにも大切にしたいことです。
ながやん:
そうなのよね。
合宿となった場合、ハードルの高さはでるよね。
あすみん:
深まるものは深まるんですけどね。
ながやん:
そうすると170人会議のプレゼンターの役割みたいなものが、よりクリアになってくるね。
あすみん:
それでいうとプレゼンターとスタッフ、事務局で合宿するのはありかと…!
ながやん:
プレゼンターの役割(言葉はブラッシュアップしたいけど)
1, 挑戦(プレゼンター)の事例を、県内に「広く伝える」
2, 応援されることを通して、170人の関係者を「前に進める」
3, 170人会議という場を形成する柱として「人と人が繋がる軸」になる
1と2は今までと変わらないけど、3の意識はこれまであまりなかったなあ。
あすみん:
ながやん:
あとは、170人会議に参加してくれてる人たちのニーズって、たぶん「おもしろい人と繋がりたい」「自分が抱えてる課題解決のヒントが欲しい」というようなところだと思うのだけど、繋がる二ーズはある程度満たせたとして、自分自身の課題をどう解決していくか、ってとこはどう思う?
そもそも、そんなニーズはないのかな…?
あすみん:
ニーズの幅(多様性)は、たいぶ広そうですよね。
ながやん:
そだねー。
あすみん:
自分自身の課題に対する解決策を探したい方も、もちろんいるでしょうしね。
ただやっぱり、そこまでを170人会議でやるのか…ということですね。
ながやん:
そやねんなー。
テンラボの事業でいうと、地域づくりプロデューサー養成講座とかあるしねえ。
あすみん:
「プレゼンターの前進に繋げること」
これはやっぱりずっと大切にしていることなので、参加者にフォーカスしすぎるのは、170人会議ではない気がするんですよね。
ながやん:
たしかにね。
あすみん:
地域づくりプロデューサー養成講座のように、他でフォローすることはできるかと。
ながやん:
逆に「170人会議 プレゼンターへの道」みたいなのがちゃんと開けてると、そこを目指したい人にとってはわかりやすくなるかもね。
あすみん:
ですね。
たった1日のイベントで「あ、それ解決につながる良いアイデアかも!」というものが見つかったとしても、それですべてが解決することは、ほぼないでしょうしね。
ながやん:
そだねー。
あすみん:
「ともにこの道のりをいきましょうよ!」という感じでいくと、地域づくりプロデューサー養成講座とかで、一緒に走っていきたいですよね。
ながやん:
そだねー。
となると、参加者がそれぞれいろんな思いをもって集まってくれるのはもちろんあると思うけど、テンラボとしてはあくまでもプレゼンターを軸にこの場を作るんだよ。
その意図が事前に参加者に伝わっていることは大事かもね。
実際、これまでもそういうブランディングをしてきたしねえ。
で、今年もそこは達成できたかもなと。
あすみん:
ですね。
ただ広報段階で「プレゼンターの前進に繋げたい」という願いが、事務局側から十分に語られていたか…というと、薄かったようにも思います。
ながやん:
なるほど 。
あすみん:
そこについては、もう少し明確に打ちだしてもいいのかなと。
ながやん:
たしかに。それは参加者の満足度を高めるためにも必要だ。
あすみん:
ですね。
170人会議の意図を当日に伝えるだけではなくて、広報段階でも伝えていきたい。
そのためにこの振り返りをやっている、というのもありますしね。
ながやん:
そだね!!
というところで「170名の参加者にとってどんな価値があったか」についてはこんなところかな。
あすみん:
ですね!
今日も良き振り返りでした。次回も楽しみ。
ながやん:
はーい!ありがとうございました!
あすみん:
ありがとうございました!
ーーー
振り返り3回目は
「グラレコチームへの感謝と動き」についてです!
鹿児島天文館総合研究所 Ten-Lab
船津町オフィス
〒892-0831 鹿児島市船津町1ー11-3F Brains Studio TEL 080-2785-4563(代表)
営業時間 月~金 9:00~18:00