Kagoshima Project of the year2017!

2017年も残すところわずかとなった1225日。

私(Ten-Lab 永山)は思いました。

「今年も鹿児島はおもしろかったなあ」と。

 

鹿屋では定期的にマルクトが行われていて、

甑島の第2 Fisherman Fesも盛り上がったみたいですし、

のきさき市は今年も新しいチャレンジを続けていて、

頴娃でも新たな古民家回収が進んでいます。

 

 

そんな鹿児島の地域プロジェクトのなかには、2017年に新たな産声を上げた

プロジェクトもたくさんありました。

 

 

そこで、「鹿児島の挑戦の足跡を見つめる」をコンセプトに、

2017年に鹿児島で新たに生まれた各種プロジェクトの中で

特に印象深かったものをリストアップし、勝手にアワードを送ろう!という企画を

勝手にやってみることにしました。

 

 

異論はもちろん認めます。笑

個人的には、この1年の鹿児島を振り返るきっかけになるようなエントリが残せれば 

良いなあと思っています。

 


ノミネートプロジェクト一覧はこちら!!

2017年1月1日~2017年12月30日のあいだに新たにリリースされたプロジェクトを中心に、私(永山)およびTen-Labのスタッフやパートナーの皆さんが何かしらの形でかかわった取り組みをリストアップしたうえ、地域の分散を考慮して下記の10本を選定させていただきました。

 

1.北薩ブロック

 →0回 Shoura Jazz’o(長島)

 →イワシビル(阿久根)

 

2.南薩ブロック

 →本のある空間を届けるブックカフェプロジェクト(指宿)

 →ダイナミックラボ(南さつま市)

 

3.大隅ブロック

 →菅原小学校跡地プロジェクト「ユクサおおすみ海の学校」(鹿屋)

 →宙ハウスプロジェクト(肝付)

 

4.離島ブロック

 →種子島宇宙芸術祭(種子島)

 →ひかりコーヒープロジェクト(奄美大島)

 

5・鹿児島ブロック

 →だいやめキッチン

 →日本エアギター選手権2017 in 鹿児島湯之元温泉

 

選考基準

1.2017年に新たに生まれたプロジェクト

2.鹿児島の未来を考える材料を提供しているもの

3.基本的には公開されていて、どんな人でも関与する余地のあるもの


【ノミネートを逃したけれども、永山が注目したプロジェクト】

朝マルシェ(美山)
ぺちゃくちゃナイト(霧島)
てくてく市(頴娃)
文化堂(出水)
串木野のアレ(いちき串木野市)
カッチェルプロジェクト(いちき串木野市)
君の名は。上映会(財部)
海の見える美術館でコーヒーを飲む会(南さつま)
カレーフェス(阿久根)
遊休資源をプロデュース(川内)
枕投げ大会(さつま)
鹿屋京町ガラポンツアー(鹿屋)

【審査員をお願いした皆様】

・鹿児島ユナイテッドカフェ ゆなはん 店主 田仲正明さん

・Kagoshimaniax 代表 中園信吾さん

・東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表 ヤマシタケンタさん

・騎射場のきさき市 代表 須部貴之さん

・可視化グラフィックライター せきこさん

・MBCラジオ Radio Burn ディレクター 七枝大典さん

・肝付町役場 保健師 能勢佳子さん

・NPO法人桜島ミュージアム 岡山智仁さん

・NPO法人くすの木自然館 専務理事 浜本麦さん

・NPO法人 フードバンクかごしま 理事長 原田一世さん

・NPO法人みしまですよ  理事長 山崎晋作さん


<Ten-Lab メンバー>

・理事長 永山由高

・理事 上栫祐典

・理事 飯福あすみ

・アシスタント 河野玲奈

・特別研究員 長崎徳子

・特別研究員 森本健太


 

上記の皆様と一緒に厳正な審査の結果、2017年の(Ten-Lab的)Project of the yearは…

 

 

 

 

 

【ドラムロール・・・ 】

 

 

 

 ジャラララララララララララララ・・・・・・・・・・・・・

 

ドンッ!!

 


大賞:Shoura Jazz'o

開催日:2017年12月9日 

開催場所:長島町

主催:Shoura Jazz'o実行委員会の皆様

公式HP:https://www.facebook.com/events/127159214605084/

 

審査員コメント:

(せきこさん)

諸浦からくる情熱や大きなうねりのようなものを、イベント前から感じていました。

それは「あなたに来てほしい」と紙とペンで直接手紙を書いて伝えるという告知の方法はもちろんなのですが、それに加えて、日々の関係者のみなさまのSNSの投稿からも「地域外の人に来てほしい強烈な熱意」があふれていたことが理由かもしれません。それを受けたら、ちょっと遠くても、交通の便が良くないところでも「これは行かなきゃ、告知にも協力しなきゃ」と思わずにはいれませんでした。)「里山資本主義」の藻谷さんが言っていた「『今だけ・ここだけ・あなただけ』を売り物にして、今あるものに付加価値をつけて高く売るノウハウが必要。」の一つの具現化した解が目の前に現れたような気がします。鹿児島にも地域のイベントはたくさんあるけれど、ここまでの「地域に外の人を呼びたい」という強烈な熱意を感じたことって、無かったかもしれません。告知の手法を真似するというより「熱意の伝え方」で刺激を受けた方がたくさんいるのでは、と思ったので一票を投じます。

 

(七枝大典さん)

鹿児島最北端の地 長島町で行われたイベント。ここ 2 年強、様々な取り組みを行ってきた長島町において『神輿』が生まれたと感じた。 (長島町と天草市と共同開催している『キビルフェス』の積み重ねも忘れてはいけない。) 「第 0 回」というネーミングも奥ゆかしさを感じる。

 

(ヤマシタケンタさん)

地域にとってこのイベントが永く続いていくことが良いことなのか、それはまだわからない。一度途絶えた島唯一の小学校のように、Shoura Jazzo’oを続けることを目的としたら、また何らかの意味の終わりがくるかもしれない。今回は、第0回といっている。とてもいい。これをきっかけに諸浦島のひとびとの中で、何かがはじまったのだと思う。自分たちの島の未来を自分たちで切り拓く。そういう確かな意志を感じた。なにより、たったひとりの男の島の未来を思う純粋な想いからスタートして、それを支える島の仲間たちの姿が美しかった。綺麗事。そういう綺麗な事をいって、やってのける大人たちの背中をみて育つ諸浦のこどもたちに僕もなりたい。


準大賞:ブックカフェプロジェクト

達成日:2017年7月18日 

場所:指宿市

運営会社:NPO法人本と人をつなぐそらまめの会 

公式HP:https://readyfor.jp/projects/ibusuki-bookcafe

 

 

審査員コメント:

 

(能勢佳子さん)

地道さ。3年前にやりたいと思ったことを大切に育て、しっかりと形にしたことが何よりも素晴らしい。気持ちを大切に持ち続けること。想いをもったネットワークを少しずつ広げたところは今年の各プロジェクトのなかでも別格。金額よりも、地道さに拍手を送りたい。

 

 

(浜本麦さん)

子供のときに本を読むことが好きだった全ての人にとって強力な共感を持てる企画。足を使う努力。すばらしいプロジェクトでした。

 

 

(須部貴之さん)

今まで、地域に来てもらうためのまちづくりプロジェクトが多かった中、「本」というキーワードで地域内をの人を交流し、また地域外に出て行くプロジェクトは、今後の未来を切り開くひとつの在り方ではないかと思い、選ばせていただきました。

 


準大賞:だいやめキッチン

営業開始日:2017年11月28日 

場所:鹿児島市

運営会社:株式会社Lucky Brothers & co.

公式HP:https://daiyame.kitchen/

 

審査員コメント:

(中園信吾さん)

「鹿児島に帰ってきた「二人が「1年足らず」で商品化までこぎつけた点を評価しました。「焼酎」「食」「EC」「情報発信」の4点について未来を切り開いた(まだ可能性の段階かもですが)企画だと思います。

 

(上栫祐典)

他の地域じゃできない取り組みだと思う。

多様性の時代、嗜好品は特に多様化してゆきます。大量生産品でない、生産量に限りのある規模の焼酎蔵がこれだけの数ある地域というのは他に無い。その希少価値こそがブランドになる可能性を秘めています。

酒は食とセット。まずそこの市場を広げるアプローチをウェブでやり続ければ、コア層は必ず足を運んでくれるはず。

ヨーロッパで飲んで美味かった酒を日本に持ち帰ってみたらあんまり美味しく感じなかった、みたいな経験を持ってる人たちはそのことをよく知ってる。

食と酒は風土があってこそ。そこに照準を合わせたサービス。これは素晴らしいと思いました。

 

(せきこさん)

・SNSで、サービスリリースまでのラキブラさんの日々のさりげない、だいやめの写真と「企て中」をかもしだす投稿を見続けていたので、なんだか共に企てていたような、いつの間にか自分ごとのように感じる企画だった。

・やっていることは「イケてる」ことなのに、うかつにそばに寄るのをためらう暑苦しさも、うっかり不用意に近づいたら切り刻まれる鋭利な感じもなく。巷で「ヘルシー」と評されているような柔らかくて健康的な、隣に寄り添う雰囲気が素敵で、その在り方に共感かつ憧れています。


特別賞:イワシビル

営業開始日:2017年9月9日 

場所:阿久根市

運営会社:株式会社下園薩男商店

公式HP:http://iwashibldg.jp/

 

審査員コメント:
(田仲正明さん)

空きビルのリノベーションという難しい課題に対して、工場併設でコストを削減するという合わせ技が魅力。たい焼きを300円で売るところも、共感できました。

 

(永山由高)

場所のもつ力は地域のなかでじわじわと効いてきます。この場所が阿久根の新たなコミュニティの起点となる未来を楽しみにしています。


2017年の受賞は上記4本でした!

 

受賞された団体・プロジェクトの皆様、おめでとうございます。

 

各団体には、それぞれTen-Lab(またはTen-Lab パートナーの皆様)より、ちょっといいものを贈らせていただきます。

 

楽しみにお待ちくださいね。

 

いやあ、2017年の鹿児島もおもしろかった!!

 

2018年は、新たにどんなプロジェクトが生まれるのか、楽しみにしたいと思います。

 

ということで、皆皆様、本年もTen-Labをご愛顧たまわり、本当にありがとうございました。

 

よいお年をお迎えくださいませ!!