いつもTen-Labの取り組みをご支援いただいている皆様へ
新年度に入りまして、当法人では常勤職員制を廃止し、プロジェクトごとに
チームを組んで案件に取り組む体制に変更いたしました。
これに伴い、平成25年7月から事務局長として法人の運営を支えてくれた竹下繭子、
総務部門のマネージャーとして裏方を一手に引き受けてくれた福山咲子、
および平成26年7月から事業支援ユニットのリーダーとして事業推進を担ってくれた市村良平の
3名が3月31日付で法人を退職することとなりました。
これまで法人運営に全力で取り組んでくれた3名には、感謝の気持ちで一杯です。
また、2月末には、当社のひと支援ユニット(起業支援チーム)の常勤職員 松山芽衣子、福島瑞樹、
事業支援ユニットの原田康平、総務ユニットの石橋宏美の4名も退職しております。
それぞれ、自分の職務を全うしてくれました。4名にも、本当に感謝しています。
Ten-Labはこの6月から5期目に入ります。
2011年7月の設立からこれまで、都市部と離島・中山間地域におけるコミュニティ形成、
民間企業の皆様の社会的事業支援、行政機関の皆様の課題解決支援を展開してまいりました。
この間、地域の中で利害を解きほぐしてゆるやかに方向性を指示していくリーダーの皆様と多くのご縁をいただき、皆様からの学びをいただきながら、少しずつ地域の可能性を可視化できてきたように思います。
ここから一歩踏み出し、より効果的かつ実践的な事業推進のためには、私も含めて個としての能力をさらに高めるとともに、それぞれが自立した立場で対等な関係性を持ちながらチームを組む必要があると感じるようになりました。
案件ごとに、それぞれの分野のプロフェッショナルでチームを組む。
そのために、法人としての方向性(理念、ミッション、経営方針)をあらためて再構築する必要性を感じております。
ここで少し歩みを止め、これまでの取り組みを検証するとともに、今後の戦略をあらためて練り直す時間を2か月ほど取るという判断をいたしました。
もちろん、現在お取引をさせていただいている各社様のサポートと、当社が運営している天文館で朝読書 TenDokuの運営はこの間も継続いたしますし、今年度の新規案件についても必要な準備は進めてまいりますが、新体制でのスタートを6月1日とさせていただくべく、まずは組織の目指す方向性・運営の体制・長期的なビジョン等を改めて検討する時間をとらせていただきます。
鹿児島という地域で、自分たちのやりたいこと、自分たちにできること、自分たちに求められていること、
この3つの要素をどうバランスしながら地域と関わるか。
これまでにご縁をいただいたみなさまに相談しながら、よりよい場づくりを目指してまいります。
皆様におかれましては、引き続きのご指導とご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab 理事長 永山由高