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地域に求められるということ

地域おこし協力隊という制度が2009年に始まって、今年は4年目。この間、多くの協力隊員と出会い、話をしてきました。

 

Ten-Labは「地域に入る」仕事だと思われていますが、ウチはあくまでも外部者として地域に入ります。なので、本当の意味で「地域に入る」ことはなかなかできない。

 

だからこそ、覚悟を決めて地域に生活拠点を移すという協力隊の皆さんの覚悟には頭が下がりますし、全国全ての協力隊の皆さんを僕は尊敬しています。

 

 

また、地域おこし協力隊を受け入れる地域サイドでも、多くの場合は行政の担当の皆さんが、受け入れ地域を巻き込みながら準備や支援に走り回っています。

 

行政と、地域と、ヨソモノと。

 

この3者がうまく噛み合ったとき、この制度はうまく機能するんだと思います。

 

いま、Ten-Labでは、鹿児島県鹿屋市の地域おこし協力隊の募集と、地域側での受け入れ態勢の準備をお手伝いしています。

 

1.地域おこし協力隊が赴任する対象地域の地域課題を整理し、

 

2.当該地域の皆さんの協力隊へのニーズを可視化し、

 

3.協力隊の募集PRを行うという取り組み。

 

その第1弾として、日本仕事百貨でのPRはもう始まっています。

また、鹿屋市役所の受け入れ担当部署のみなさんで、募集に関するFacebookページまで作っておられる様子。

これだけ求められ、必要とされる形で地域に入るというのは、素敵なあり方だなあと思います。

 

鹿児島で、覚悟をもって、地域と生きるという選択肢。

 

みなさん、いかがでしょう?

(永山)